結論から言うと、日常的にマックハウス系で買い物をする人には、優待目的の保有はかなり相性がいいです。
一方で、優待利回りの数字だけ見て入るのは慎重がいい、というのが私の判断です。
理由は、優待の設計は魅力的でも、足元の業績はまだ赤字で、事業の立て直し局面が続いているからです。
まず優待の骨格です。
権利確定は年2回(2月末・8月末)、100株から対象。
会社公式の株主ページでも、店舗で使える株主優待券と、公式オンラインストアで使える優待割引券を出していること、オンライン券は「3,000円以上で1,000円割引・1回の買い物で1枚利用」という条件が確認できます。
使える店舗ブランドも複数提示されています。
優待額については、株主優待情報サイト・証券系ページでおおむね次の内容で一致しています。
100株保有の場合、1回の権利で「店舗優待券1,000円分+通販サイト専用の優待割引券(1,000円×5枚相当)」が中心。
これが年2回なので、年間ベースでは実質メリットが大きい設計です。
さらに3年以上の継続保有で、店舗優待券の上乗せがある案内も確認できます。
ここは改定が入りやすい部分なので、最終的には権利取り前に会社の最新開示を見て確定させるのが安全です。
次に「それで利回りは今どれくらいか」です。
本日時点の株価は、確認タイミングでおよそ178円前後でした。
100株の投資金額は約17,800円。
この前提だと、仮に年間優待価値を最低ラインで2,000円(店舗券のみ年2回)と見ても優待利回りは約11.2%。
通販割引券を実際に使い切れる人なら、体感利回りはさらに上がります。
数字としてはかなり強い部類です。
ただし、ここに大事な注意点があります。
通販割引券は「3,000円以上の買い物で1,000円割引」という利用条件つきなので、
普段から買う人にはお得でも、使うために余計な買い物が増える人には実質利回りが下がります。
優待は“もらえるか”より“使い切れるか”で価値が決まります。
業績面も必ず見ておきたいです。
2026年2月期3Qでは、売上高8,799百万円、営業損失1,226百万円、経常損失1,215百万円、四半期純損失1,240百万円。
赤字が続く局面なので、「高優待利回りが永続する前提」で買うのは危険です。
優待銘柄は、業績悪化時に条件変更や廃止のリスクが常にあります。
私ならどうするか。
マックハウス系で定期的に買うなら、100株を小さく持つのは合理的だと思います。
ただ、優待目的であっても、次の3点は毎四半期チェックします。
営業赤字の縮小が進んでいるか。
月次の売上トレンドが改善しているか。
優待制度に改定シグナルが出ていないか。
この3つが崩れたら、優待目当ての保有でも見直します。
最終結論です。
7603ジーイエットは、使う人にとっては優待妙味が高い銘柄です。
ただし、投資としては業績リスクを抱える局面なので、優待利回りの見た目だけで判断しないほうがいい。
「自分の生活導線で優待を消化できるか」と「業績の回復確認」をセットで見られる人向け、というのが現時点の結論です。