先日少し年下の人とご飯を食べ、人生について話をした。
だいそれた言い方であるが、それはたしかに人生の話をしたのだ。
僕より少しだけ年下の彼は、次の春で仕事を辞めるそうだ。
今の仕事に不満はない、だけど自分の進むべき路はここではないと、しっかりとわかったそうだ。
そうか、それはおめでとう、と言ったものの、内心ドキドキしていた。
えっと、僕は、僕はどうすればいいんだろう。
なんとなく、もうそれは何となくとしかいい用がない気持ちで仕事を続けている。
このままいけばそこそこに出世して、そこそこの人生が送れるだろう。
だがそれは、僕の、僕だけの人生なんだろうか。
結構な人が目指す、普通に幸せな人生であって、それは僕の人生ではないのではないだろうか。
ぼーっとしているとあっという間に30歳になってしまう。
今月中に、どうするか決めよう。
方向性だけでいい、僕にしかできない、僕だけの人生のあらすじを決めよう。