大阪の話なんだけど、関西弁があまりきつくないので、読みやすいです。
わざとそういう風にしてるのかなって思いますが、
たまに大阪の地名とかが出ると、あぁここ大阪なんだなって思い出します。
この人の作品は、後半から主人公が変わっちゃうのですが、
今回はちゃんと主人公が主人公してます。
楽しい日を過ごしても、ふと些細なことに気づくと、
いままで幸せだった気持ちが一転し、落ち込んでしまう。
今まで見てきた景色が変わるくらい心情が変わることってありますよね。
その気持ちを丹念に描写していて、読み応えがあります。
月間なんでペース遅いですが、続きが楽しみです。