思えばもう、インターネットにふれて十年以上経った。
その間に変わったことといえば、昔はエロ画像だったのが、今は高画質の動画に変わったことくらいか。
もう十年も、ネット上の誰か(でも本当は自分自身)にむかって文章を書いているんだけど、一行に上達しないし、芽が出る気配もない。
うーん、このままサラリーマンで終わってしまうのかなぁ、人生。
親のおかげで、これから特にがんばらなくても、そこそこの生活はおくれるんだけど、なんだろう、このもやっとした気持ち。
この気持ちに昔はちゃんと向き合っていた気がする。パソコンを閉じてベッドで横になっても、風呂にはいる時も授業中ですら考えていた。
そして誰かを幸せにするような文章を書こうと決めたのに。
あぁ、なんという体たらく。
同時はインターネットで個人の考えを掲載するというだけでも特別視されたのに、今ではそれこそだれだってネット上の上に文章を寄稿している。
その中で僕の十年はなんだったのだろうか。
常に生活のそばにあったインターネットと文章表現。
もう一度考え直す必要があるのかもしれないなぁ。
これから会社の研修で上京している母親の食事です。
親孝行、あと何回できるだろうなぁ。