2008年ってつい最近のようなきがするけど、もう二年も前か。
二年前、この映画を渋谷の映画館で見た。
その映画館はなくなったし、一緒に見に行った人とは疎遠になってしまったけど、TSUTAYAにならんでいるこの作品を見て、
どうしてももう一度見たくなった。
その場でレンタルカードを作って、借りた。
二度目に見たときも一度目と同じで、不思議な気持ちになった。
あのとき一緒に見た子は泣いてたけど、僕は泣かなかった。
でも今度は泣いた。
どういうことだろう。
僕が大人になったのだろうか。
男の子と女の子だと、女の子の方が背が伸びるのが早いように、
僕もようやくあの時の彼女に追いついたのだろうか。
ただ彼女がいまどこにいて、なにをしてるのか、なんにもわからないから今の僕と今の彼女を比べることはできないのが残念だけどね。
映画の話をしよう。
夫婦ってこういうもんなのかなぁって思う。
素敵だなとも思う。
頼りなくても、他の人よりも劣っていても、好きなところがあれば大丈夫、なんかそう伝わってくる。
僕も誰かのことを好きになれるかなぁ。