コジマ(7513)は関東を地盤に全国へ店舗を展開する家電量販店で、ビックカメラ(3048)のグループ会社です。
この2社、株主優待の中身がよく似ています。どちらも1,000円券が年2回、しかも優待券が使える店舗がほぼ重なっています。それなら金額の多いほうを選べばいい、という話になります。結論から書くと、100株ならコジマのほうが多くもらえます。
目次
- 優待の内容は2月と8月で仕組みが違います
- ビックカメラとの比較
- 優待券は釣り銭が出ません
- 2026年に拡充されています
- まとめ
優待の内容は2月と8月で仕組みが違います
権利確定日は2月末日と8月末日の年2回。2月は株数だけで決まり、8月は継続保有期間で枚数が変わります。
【2月末】
| 保有株数 | 1,000円券 |
|---|---|
| 100株以上 | 2枚 |
| 500株以上 | 4枚 |
| 1,000株以上 | 6枚 |
【8月末】
| 保有株数 | 1年未満 | 1年以上 | 2年以上 |
|---|---|---|---|
| 100株以上 | 2枚 | 3枚 | 4枚 |
| 500株以上 | 4枚 | 5枚 | 6枚 |
| 1,000株以上 | 6枚 | 7枚 | 8枚 |
| 3,000株以上 | 16枚 | 17枚 | 18枚 |
| 5,000株以上 | 21枚 | 22枚 | 23枚 |
継続保有の判定は、8月および2月末日の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上の記載で1年以上、連続5回以上で2年以上です。
100株で合計すると、1年未満で年間4,000円分、1年以上で5,000円分、2年以上で6,000円分になります。発送は2月末基準日の分が5月ごろ、8月末基準日の分が11月ごろです。
ビックカメラとの比較
親会社のビックカメラと100株で並べます。
| 項目 | コジマ(7513) | ビックカメラ(3048) |
|---|---|---|
| 年間優待額(1年未満) | 4,000円分 | 3,000円分 |
| 年間優待額(2年以上) | 6,000円分 | 5,000円分 |
| 権利確定 | 2月末・8月末 | 2月末・8月末 |
| 使える店舗 | コジマ、ビックカメラ、ソフマップ、ビックカメラアウトレット | ビックカメラ、コジマ、ソフマップ |
コジマのほうが年間1,000円分多く、しかも同じ店舗で使えます。コジマの優待券はビックカメラやソフマップの店舗でも使えるので、「コジマの店が近くにないから」という理由で避ける必要もありません。
違いはネット通販の扱いです。コジマの優待券は自社の通信販売(コジマネット)では使えますが、ビックカメラやソフマップの通信販売では使えません。一方ビックカメラの優待券は自社およびソフマップのネットショップで利用できます。ネットで家電を買う前提ならビックカメラ、店舗で使うならコジマ、という分かれ方になります。
優待利回りは購入時の株価によって変わるので、実際に比べるときは両社の株価を確認して計算してください。優待額と使える範囲だけを見れば、店舗利用が中心の人にはコジマが有利です。
優待券は釣り銭が出ません
注意点として、この優待券は差額の釣り銭が出ません。1,000円券なので、990円の買い物に使えば10円が消えます。
当ブログでは一家ホールディングス(7127)の電子チケットが1円単位で使えることを取り上げましたが、コジマは従来型の1,000円券です。家電量販店なら1,000円単位で調整しやすいとはいえ、端数の出る買い物では損が発生します。
有効期限も確認しておきます。8月末基準日の券は翌年5月末まで、2月末基準日の券は当年11月末まで。届いてから半年ほどで失効する点は親会社と同じです。
2026年に拡充されています
この優待は近年、拡充が続いています。2026年には8月末基準日の贈呈額が引き上げられ、各保有区分で1,000円券が1枚ずつ増額されました。その前にも、2月末基準日の新設による年2回化、500株以上の増枚、1,000株以上の増枚といった見直しが重ねられています。
優待の縮小や条件引き上げが続く銘柄が多いなかで、拡充方向に動き続けているのは珍しい部類です。ただし変更が多いということは今後も動く可能性があるということでもあるので、購入前には最新の内容を確認してください。
まとめ
コジマの優待は100株で年間4,000円分、2年以上の継続保有なら6,000円分。親会社のビックカメラより1,000円分多く、しかも同じ店舗で使えます。
違いはネット通販で、コジマの券はコジマネットでのみ使えます。店舗中心ならコジマ、ネット中心ならビックカメラという選び方が合理的です。
釣り銭が出ない点と、有効期限が約半年である点だけ気をつけてください。2026年にも拡充されていて、還元姿勢は積極的な銘柄です。
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※本記事は公開情報を整理したもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。優待条件は執筆時点で公表されている情報に基づいています。優待内容は会社の裁量で変更される可能性があるため、購入前に必ず最新のIR情報をご確認ください。