悩みますよね、プレゼント。
「相手の趣味趣向がわからない。」
「どうせなら渡して喜んでもらえるものがいい。」
当たり前のことです。
私もいつも悩みます。
この間、ジブリが好きな相手にこれをプレゼントしたら、笑顔で「うん、いらない」と言われました。
すごくないですか?
バルスと言うと光るんです!
これだ‼︎と思って買ったのですが、怒られた挙句、プレゼント買いなおしました。
そして、買ったのがこれ
ロボット兵のプランター
バルスがダメなら、もうこれしかないだろ…と思って買ったのですが、あけて見た瞬間、これで殴られました。
結局、ディナーを奢って機嫌を取り戻した次第です。
返却された2つのプレゼント…
私もいらないんだけど、どうしよ?
さて、そんな悶々とするプレゼント選びの中で、今回は時計をピックアップしたいと思います。
実は私そこそこ時計好きです。
そんな私のアドバイスを聞いて頂けないかと。
あと、ここ数年若年層の時計離れが激しいので、それを防げればと思いまして。
まず、時計が動く仕組みとして、
2種類あるのはご存知ですか?
クォーツとオートマチックです。
クォーツとは電池で動く仕組みのもの。
オートマチック(機械式)とはゼンマイの力で動く仕組みのもの。
さらに、オートマチックの中には自動巻きと手巻きがあります。
自動巻きとは日常生活での腕の動きで、ゼンマイを巻き上げるローターが回転し、それを利用して時計を動かす仕組みのもの。
手巻きとはリューズ(時間や日付等を調整する小さいポッチのこと)でゼンマイを巻き上げ時計を動かす仕組みのもの。
手巻きは巻きすぎるとゼンマイが切れるため注意が必要です。
クォーツのメリットは
①電池式のため、ほとんど手入れがいらない
②1日の誤差が数秒程度でおさまる
③価格が数千円程度からの安価なものからある
デメリットは
①電池切れで放置していた場合、その電池から液体が漏れ、中身の機械(ムーブメント)がダメになる
オートマチックのメリットは
①手入れ(オーバーホール)をすれば、長い事使用する事が可能である
②デザインの流行が少ない
デメリットは
①2年〜5年に1度オーバーホールをしなければならない
②1日の誤差が数秒〜数十秒もある
③常に動かしているには、ゼンマイを巻き上げる必要がある
皆さん、時計が刻む時間は狂わないと思ってませんでしたか?
そんな事ないです。
気にならない程度ですが、必ず1日数秒程はズレているんですよ。
たまには、時間の調節をしてあげたほうがいいかもしれません。
ちなみにですが、時計の革のベルトって交換できるの知ってましたか?(形状にもよる)
夏場は特に革ベルトが汗を吸収して、汚れたり、匂いを発したりしますよね。
たまには気分を変えたいなぁとか思ったことありませんか。
そういう時は、ぜひベルト交換をしてみましょう。
また、金属ベルトも同じように革ベルトへの交換が可能です。(形状にもよる)
なお、革ベルトから金属ベルトへの交換はできない場合が多いので注意が必要です。
新品で購入した時に金属ベルトだった場合のみ交換ができます。
同じモデルの時計でも、金属ベルトのみの後からの購入はメーカーさんがさせてくれません。
サイズが合わないから、無理だと言われると思います。
実際はそんな事ないのですが。
バックと同じようにベルトの革にもサイズと種類があります。
牛革、ワニ革、サメ革etc…
持っている時計と自分の好みに合ったものを選びましょう。
価格はピンキリです。
安くて2千円位からでしょうか。
専用工具があれば自分でも交換が可能です。
2〜3千円程度です。
ですが、時計本体を傷付ける可能性があるので注意して下さい。
また、革ベルトをつける時に落としてしまい、時計を傷付けてしまった経験のある人はいませんか?
それ解消できます。
バックルというものがあります。
2〜4千円程度です。
このバックルを付けておけば、最初から輪っかにする事ができ、腕を通すだけで簡単に装着が可能になります。
時計はほとんどのものがステンレスでできています。
しかし、長期間の使用に伴い、サビや腐食が発生する場合があります。
それらの予防として日常メンテナンスが必要です。
まずは、時計の裏側を見て下さい。
ホコリが溜まっているところはありませんか?
特にベルトの付け根は、汚くなっていると思います。
それは汗やその他が原因で溜まったものです。
綿棒や爪楊枝など時計本体を傷付けないような柔らかいもので取り除いてあげて下さい。
では、プレゼントを検討されている皆さんへアドバイスです。
時計を選ぶ時は以下の点に注意して下さい。
①予算
時計の価格はピンキリです。
ですが、安い買い物ではないはずです。
信用できる店員さんを見つけましょう。
「予算は3万円で、就職祝い用、彼氏へのプレゼントです」等を伝えれば、適当に見繕ってくれるはずです。
まずは、色んな店舗をまわって時計のデザインと店員さんをみてみましょう。
②デザイン(ブランド)
時計は趣向品です。
デザインに関しては人それぞれの好みが存分に発揮されます。
事前に好きなブランドや欲しい時計を調査した方がいいと思います。
でないと、付けてくれない可能性もあります。
また、就職祝い用でスーツにG-SHOCKは付けませんよね。
使って欲しい場所や服装を考えましょう。
③時計を付けてくれるのか
そもそもその相手は時計を付けてくれるのでしょうか。
学生なら特に普段から時計を付ける人は少ないと思います。
そういう人が時計を付け始めると、最初はかなり違和感がでてきます。
結果的に使わなくなるケースも多いです。
ですが、時計は自分で頻繁に買うものではありません。
贈り物として購入される方も多いです。
ずっと身に付けてもらえるようなプレゼントができたら、嬉しいですよね。
最後に時計は精密機械です。
あんなに小さな物なのに、正確に時を刻み、皆さんの生活の手助けをしてくれる物です。
乱暴な扱いは厳禁なのは当然のこと、日々のメンテナンスも必要です。
そうしないと壊れます。
できれば長い間使ってあげて下さい。