みなさんこんにちは、元気ですか。そうですか。
私は会社で仕事もなくこの文章を書いております。
思えば私が初めにHPを作ったのは2000年頃とかなので、もう16年もたっているんですね。それは歳をとるわけです。
あのころ、九州の片田舎で片栗粉Xを作ろうとしてやけどしたり、学校にホットプレートを持参してお昼ご飯に教室でお好み焼きを焼いたり、そういう記憶がちょっと頑張らないと思いだせないくらい昔のことになってしまいました。
忘れるということはすごいことだというのに、最近ようやく気付くようになりました。忘れる、すごいよね。
どんないやだったことも、楽しかったことも、忘れてしまいます。
そして頑張って思い出そうと右上やら左上やらをぼーっとながめてようやく思い出したものは、どこかぼんやりしていて、淡く輝いている。なんかわかんないけど、昔はよかったなぁと思えるようなものばかりですね。
10代の私は、自分を認めてもらうことに必死でした。兄弟のいない私は、同世代の子たちと対等に付き合うということがどうも苦手で、避けていました。その反動からか、インターネット上で、どうにかして認められたい。その強い思いが文章を書かせることになったんです。それまで作文なんて一番大嫌いな勉強だったのに面白いですね。
20代の私は、自分が何者か、自問自答をし続けていました。人は大人になるにつれて自分は特別な神からの使者ではなく、だれでもないただの一意の人なんだということに気付くようです。私の場合は気付くのが遅く、その自問自答の回数はそれはそれは膨大なものになりました。
そして今年30歳になりました。10代の頃のように、過度な自己顕示欲、自己承認欲求もありませんし、20代ほど自分が何者かと考えることも少なくなりました。
さぁ、これからどこに進みましょうか。30歳になっても、これから進むことができる道が複数あることはとても幸せなことだと思ってます。
どの道を進むのか、それってどこを目指してのことなのか。このあたりを見つめて探していくことがこれからの10年なんじゃないかと思ったりもします。
まだまだおいしいものも食べたい、いろんなところに行きたい。たくさんの本や漫画を読みたいし、映画も見たい。来年も1年間健康に過ごせたらよいなと思います。
あとは、ここでこうやって書くことも、月に一度はやりたいなと思うわけです。三日坊主ならぬ一度も実現されず、となってしまいそうですけどね。
インターネット上の情報がどんどん増え、スピードがどんどん早くなっていく中、私はまだ生きていますという生存確認のための文章でした。
それではみなさま、少し早いですが、よいお年を。